アグリスタートとは

アグリスタートとは

アグリスタートとは

「 みんなでやろう!」を支える会社

「 みんなでやろう!」
を支える会社

AGRESTART(アグリスタート)株式会社は、ふるさとの美しい景観と豊かな食文化を未来へ繋ぐために生まれました。私たちがそうだったように、子どもたちが元気に遊び、お腹いっぱい食べられる暮らし。それを守り、伝えていくための第一歩は、時代にあった仕組みづくりです。農業からはじまる「つくる」「食べる」「生きる」に寄り添い、みなさまの幸せをサポートいたします。

起業に寄せて

起業に寄せて

 2025年4月まで22年間、豊岡市職員としてさまざまなお仕事をさせていただきました(広報、農業保険、横浜市経済局、食品専門商社、「コウノトリ育む農法」の普及と国内外販路開拓、地域づくりなど)。これらすべてのお仕事を通じて出会った多くの方々、支えていただいた方々に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
長いあいだ、本当にありがとうございました。

 兼業農家の長男として生まれ、頑張る父の背中を見て育ちました。その膝に座ってトラクターに乗せてもらったときの耕耘した土の香りが好きで、いまでも田んぼに行くとよく思い出します。とりわけ春の田園風景が大好きでした。田んぼに水が入り、一列に並んだ小さな苗が風にゆらゆら。青空のもと水面はきらきら。水路も田んぼもまるで水族館。生きものだらけで、おとなりの田んぼはおじちゃん、おばちゃん、お友だちでにぎやかでした。農業は一つのコミュニティでした。
当時、田んぼの作業工程の一つひとつを父が話してくれましたが、私はまだ幼く、ただふんわりと聞いていました。父亡きいま、一人で田んぼ作業をしながら、“父が言っていたのはこういうことだったのか”と、一つひとつ答え合わせをする毎日です。田んぼに行けば父に会える、そんな気がしています。

 公務を頑張りながら、農業に向き合う時間を確保する難しさ。高額な農機具を調達する大変さ。セオリーどおりにいかない農工程の数々。私にも苦悩の日々がありました。
自分自身が乗り越えてきた苦悩の日々をいい形で社会に還元し、みなさまを支えたい。
そこでこの度、これまで培ってきた「生産」「流通」「消費」「行政」の経験を生かし、農業を一貫してサポートするプラットフォームを立ち上げました。

 現在の主流農政である「大規模・集約型」は、省力や効率などに合理性があり、地域農業の要でもあります。しかしその一方で、国内農地の大半を占める兼業農家の方々への支援は、ほぼないと言っても過言ではありません。施策の狭間で、農業に携わる方々にとって苦しい状況が続いています。それに加えて、今まさに激しく押し寄せる担い手不足の波。
専業農家さま、農業系法人さま、兼業農家のみなさまや、農業に関心をお持ちの方々。どなたもそれぞれ個別に頑張っておられる中、行政の施策や地域の話し合いだけでは遅々として進まず、個の力では立ち行かないこともままあります。
いま私たちに必要なのは計画やビジョンが定まった【その先】の、個別で具体的な解決策です。
くり返しになりますが、「農業支援」という形でみなさまのお役に立ちたい。退路を断って本気でこの社会課題に向き合い、自力再生産のできる地域づくりをしたい。その一心で起業いたしました。
みなさまの力が集まれば、きっと日本の風景が変わります。
市民も、生産者も、団体や民間、行政も、向かっている先はみんな同じなのですから。

 最後に、私が考える農業支援は、専業農家さまや農業系法人さまだけに止まりません。農地の大半を占める兼業農家さまやいわゆる“農地お預け農家”さま、新規就農者さま、少しだけでも農業を始めてみたい方など、に携わるすべての方々にお力添えいたします。農地の運用から農産物が食卓に届くまで、トータルかつ強力なサポートです。
「こんなことをしたい」「もっとこうしてほしい」「困った」など、どんなことでもお気軽にお声がけ下さい。

私は、

彩りある豊かな農村風景を、こどもたちがこれから暮らす未来へ残したい

心からそう願っています。

よいときも、そうでないときも、実り豊かな未来を信じて先代たちが繋いでくれた農のバトン。
みなさまで力を合わせて、次の30年につなげていきましょう!

 2025年4月まで22年間、豊岡市職員としてさまざまなお仕事をさせていただきました(広報、農業保険、横浜市経済局、食品専門商社、「コウノトリ育む農法」の普及と国内外販路開拓、地域づくりなど)。これらすべてのお仕事を通じて出会った多くの方々、支えていただいた方々に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
長いあいだ、本当にありがとうございました。

 兼業農家の長男として生まれ、頑張る父の背中を見て育ちました。その膝に座ってトラクターに乗せてもらったときの耕耘した土の香りが好きで、いまでも田んぼに行くとよく思い出します。とりわけ春の田園風景が大好きでした。田んぼに水が入り、一列に並んだ小さな苗が風にゆらゆら。青空のもと水面はきらきら。水路も田んぼもまるで水族館。生きものだらけで、おとなりの田んぼはおじちゃん、おばちゃん、お友だちでにぎやかでした。農業は一つのコミュニティでした。
当時、田んぼの作業工程の一つひとつを父が話してくれましたが、私はまだ幼く、ただふんわりと聞いていました。父亡きいま、一人で田んぼ作業をしながら、“父が言っていたのはこういうことだったのか”と、一つひとつ答え合わせをする毎日です。田んぼに行けば父に会える、そんな気がしています。

 公務を頑張りながら、農業に向き合う時間を確保する難しさ。高額な農機具を調達する大変さ。セオリーどおりにいかない農工程の数々。私にも苦悩の日々がありました。
自分自身が乗り越えてきた苦悩の日々をいい形で社会に還元し、みなさまを支えたい。
そこでこの度、これまで培ってきた「生産」「流通」「消費」「行政」の経験を生かし、農業を一貫してサポートするプラットフォームを立ち上げました。

 現在の主流農政である「大規模・集約型」は、省力や効率などに合理性があり、地域農業の要でもあります。しかしその一方で、国内農地の大半を占める兼業農家の方々への支援は、ほぼないと言っても過言ではありません。施策の狭間で、農業に携わる方々にとって苦しい状況が続いています。それに加えて、今まさに激しく押し寄せる担い手不足の波。
専業農家さま、農業系法人さま、兼業農家のみなさまや、農業に関心をお持ちの方々。どなたもそれぞれ個別に頑張っておられる中、行政の施策や地域の話し合いだけでは遅々として進まず、個の力では立ち行かないこともままあります。
いま私たちに必要なのは計画やビジョンが定まった【その先】の、個別で具体的な解決策です。
くり返しになりますが、「農業支援」という形でみなさまのお役に立ちたい。退路を断って本気でこの社会課題に向き合い、自力再生産のできる地域づくりをしたい。その一心で起業いたしました。
みなさまの力が集まれば、きっと日本の風景が変わります。
市民も、生産者も、団体や民間、行政も、向かっている先はみんな同じなのですから。

 最後に、私が考える農業支援は、専業農家さまや農業系法人さまだけに止まりません。農地の大半を占める兼業農家さまやいわゆる“農地お預け農家”さま、新規就農者さま、少しだけでも農業を始めてみたい方など、に携わるすべての方々にお力添えいたします。農地の運用から農産物が食卓に届くまで、トータルかつ強力なサポートです。
「こんなことをしたい」「もっとこうしてほしい」「困った」など、どんなことでもお気軽にお声がけ下さい。

私は、

彩りある豊かな農村風景を、こどもたちがこれから暮らす未来へ残したい

心からそう願っています。

よいときも、そうでないときも、実り豊かな未来を信じて先代たちが繋いでくれた農のバトン。
みなさまで力を合わせて、次の30年につなげていきましょう!





2025年8月吉日
AGRESTART 株式会社 代表取締役
家元 貴司





2025年8月吉日
AGRESTART 株式会社 代表取締役
家元 貴司